Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

待つこと、耐えることの意味。いま、このとき、すべきこと。

長い間「学校」に関わってきましたので、どうしてもものの起点がこの春の新学期開始、始業式、入学式からという感覚が残っています。
しかし、それは子供と、学齢期の子供のいる家庭でのことで、一般社会は一年中経済活動が回っています。
それを思うとなんと悠長な生き方をしているものかと我ながら呆れます。
いつまでも社会にシフトチェンジできないでいる私自身なのでしょうか・・・
望まない暇にまかせて、TVを通して今日の情報が、垂れ流しのように入ってきます。
関心を寄せる情報で気分がナイーブになったり、気になったりもします。
反対に、アホらしくなるくらいバカバカしいこの国のメディアの無教養を感じたりしながら、日がな時間をつぶしています。
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ゆっくりゆっくり
一歩一歩










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只管打座。
円を結びただ座り続けること
心を円くただ座り続けること
只管打座。
ただ、~するだけ。





時間を潰す ???
ここに、隠されている苦痛や不安、孤独感や焦燥感、閉塞感、動かないことに徹する忍耐などなど心理的圧迫は計り知れません。

この国にとっては東日本大震災のことが今は一大事ですが、南北に長い日本では平常な日々も流れているところもあり、その平常が尊いことでもあります。
平常な状態にある人達が、マスメディアから流れる情報で大震災のことを知り、何かできることをと一大ムーブメントが起こっています。

さて、東北太平洋海岸沿線に広がる町町一帯に津波震災は及んでいます。
ニュースにならない町町の隅々の方達のことはどうなっているのか・・・
気にかかるところです。

この自然の脅威に全てを呑み込まれた後に残されたものは体ひとつ、家族や肉親という「絆」ひとつです。
家は跡形もなく、町も姿を留めません。命からがら逃げられただけでも・・・・
そして、時間が経った今、さて、どうする !! となるのでしょうが どうしようもなくいるだけのことでしょう。

被災地で、避難地で、どうしようもなく「時間を潰す」、その空虚感、焦燥感。耐える気持ち、わかるような気がします。
何かしようにも、その「何か」が全て失われて「何も」ないのですから・・・・

多くの方が「何か」を与えることに力を貸そうと心しています。
しかし、この国の現状はその「何か」を創り与えることもできないほど無力になっているようです。
気持ちや言葉だけなら遠くからでも、タレントや芸人だって、子供だって贈れます。
悪戯な親切心より、金をくれ が本音のところでしょう。その次が「仕事」を・・。

**(1950年代世界大恐慌のとき、アメリカの大統領はオレゴン州ポートランドの当時は人が踏み込んだことのないような山岳地帯Mtフットで数十年に渡る一大開発事業を起こし、多くの雇用を生みました。そこは今でも万年雪を抱く通年のスキー場となっていて、世界中から多くの人が訪れています。私はここで1985年にジュニアスキー選手5名を連れてキャンプを張ったことがありますがその規模と大きさから壮大で遠大な事業であったことを想像させられました)

まだまだ、温暖なこの地で日がなボーっとして 家族に甘えながら「どうすっかなァー」程度に模索している私などは幸せな方で、
明日にも困る、この先困る(私は正にこれなのですが・・)の方々に
パンばかりでなく、この『「何か」の力』になれなくてどうするのかと思うのですが・・・。

しかし、雪山遭難ではありませんが、いま、この不確実な晴れ間に動き始めていいものか、もう少し様子をみてじっと耐えることがベストなのか、判断に迷うところです。
待つことで助かるのか、動くことで助かるのか・・・
待てば備蓄は無くなるし、動かなければ助かるチャンスさえも無くしてしまうかも知れないし・・・
信じるのは自分の生命力しかなく、捨てるのも自分の命しかありません・・・

国を揺さぶる震災と被災者の関係は待つ体力と不安に打ち勝つ心があるなら必ず救いはあるでしょう。

この大震災がなかったとしても、
何もなく、動けない人達、待つにも待てない人達、待ってくれない事情のある人達 など等がいっぱい溢れたオイルショックやリーマンショックの時のような行き止まり状態の人達もいることを想定します。

明日は動く予定があり、その次の日は無く、日曜日は微かな仕事が1本。
その次の動きは随分と後です。

撒いた仕掛けに獲物がかかるのをじっと待つ漁師のように、獲物を狙う猟師のように、
じっと時間を潰す今日1日です。

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by sportssmart | 2011-04-07 11:37 | Comments(0)