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Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart
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  日本フランススキー登山自然学校

開校準備のモニターを募集します             

                         
型にはめ込まない自由で伸びやかなスキースタイルや人生の豊かさそのものを楽しむフランス流の自然の楽しみ方をモデルにした上記学校を開校する準備をしています。今シーズンは試験的に下記のような日程費用の設定で実施してみようと計画しています。
この出来具合を元により参加しやすく親しみやすいプログラムを実施していくためのモニターを募集します。


  冬休み北海道で過ご冬休みスキー教室(茂原発着)   
      参加者募集size="7">

常夏温暖な南房総に暮す子供達に、北国の冬の生活体験と白銀のファンファジーワールドとスキー三昧の冬休みを過ごしてもらおうというのがねらいです。地元の子供達とのふれあいも地域を越えた世界を知ることになるでしょう。インターナショナルスクールに通う外国のお友達の参加も誘っているところです。

  房総半島に暮す小学3~6年生15~25名で実施
        現地地元参加応募者20名が合流します
  参加費用は凡そ65,000円(今現在の見込予算)

*航空運賃羽田までの往復バスを除けば4泊5日で現地の活動全てを含んで40,000円というところです。(交通費は実費かかりますのでどうしようもありません。

 行き先場所は:北海道日高山脈の麓 日高国際スキー場

北海道東大雪山の入り口に位置し千歳空港からバスで2時間のところにあります。(ニセコスキーエリアも千歳空港から2時間半くらいかります)

私は、8歳までこの町で過ごしました。今でも幼馴染がいっぱい住んでいて私の心のふるさとです。

  宿泊は国立日高青少年の家を予定しています。

ここは国の事業仕分けで不採算部門ということで廃止が決まっているところです。
大自然の中にあるこの施設は素晴らしい教育環境を備えているのですがこの素晴らしい施設環境があまり知られていなくて使われていないのです。ちょっと遠いけど大いに使いましょう。

スキー場は大企業の営利目的に開発したビッグリゾートとは違ってこじんまりしていますが子供達がスキーを満喫するには十分の環境です。

日高町の名産はなんといっても馬です。途中、真っ白な雪原に広がる大牧場に寄ってデッカイドウと清らかな命のほとばしりを感じる時間を過ごします。

 期間は現時点で
  第1団12月24~28日 第2団②1月 2~6日 
  の2コースを予定しています(現時点の予定)

が、学校の終業日の決定によって変動することもあります。

さてさて、コーチ内容ですが・・・・・・・
フランス国立スキー登山学校出で国家検定スキー教師やバイリンガルコーチが子供達のお相手です。この期間中は、インターナショナルな感性が養われるような雰囲気と環境が用意されています。

私もフランススキーのオーソリティーの1人なんですよ。

冬の大自然の中で世界に通じる感性を肌身に感じながらスキー三昧の4泊5日です。

親御さんの参加も歓迎です
(参加費用は子供参加費用と同じ)。
但し行動は別ですよ。私達と一緒にお手伝いの方もよろしく。

この案内に触れて興味をもたれた方は是非コメントに連絡ください。携帯電話090-6100-6055に問い合わせていただいても結構です。
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# by sportssmart | 2010-10-19 20:24
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             サホロリゾート&ホテル

10月は私の好きな季節です
初秋からだんだんと深まる秋の気配、肌身に感じる寒さとともにまだ程遠い雪の訪れを心浮かせながら待ち始める季節です。
ここ数年は仕事柄冬に入ると白い雪山の神秘に浸ってスキー三昧の4ヶ月を過ごします。雪が解けて春めく頃、もうとっくに暖かくなっている南房総に戻ってきます。そして、7月の終わり、子供達の学校が夏休みに入る頃にあわせて、緑滴る自然の中に戻ります。9月、夏の終わりとともに街に(都会に)戻ります。
夏・冬の合間合間に野外教育活動夏の学校・冬の学校の準備のためにあれこれとすることはあるのですが、忙しくてたまらないということはありません。ゆっくりして遊んでいられないくらいに忙しくいられればいいのですが・・・…まっ、のんびりです。
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 北海道日高町 日高国際スキー場に隣接するキャンプ場
 
 昨年2月にフランスで一緒に仕事をした青年がこの夏の終わりに私を頼りに日本にやって来ました。
東京北海道関西と日本の文化を見て周って、数日前東京に戻ってきて、貧欲に日本をむさぼっています。昨日は東京市ヶ谷の駅前で久し振りの再開を楽しみました。
僅か2ヶ月足らずの旅でしかないのに、彼はこう言いました。「日本は何かを無くしてきてしまいました。明治、大正、昭和とその時代その時代によいことがあったはずです。東京は毎日2時間電車で仕事、街街街、私はあまり好きではありません。私は田舎が好きです。私はフランスの田舎で育ちました、でも、いいものがあります。街で(大学)で5年間歴史を勉強しました。そこにもいいものが残っています。今も昔も変わらないものがちゃんと残されています。東京はいつも新しい街新しい街の繰り返しです。私の国は古いものを大切にします。(窓の外の忙しい人の往来を見ながら)東京はこれだけの人が機械のように急ぎます。
この中で、この日本の中で、のりサンは凄いです。
ひとりだけで無くしたものを取り戻そうとしています。凄いことですから難しいでしょ? 私はこの日本の国の心を取り戻す素晴らしい仕事を一緒にしたいです。でも、日本語上手く喋れません。フランス人は日本にこんなに素晴らしい自然のところがあるとは知りません。上手く伝えることができれば日本に来たいと思うようになります。是非、いい仕事を手伝わせてください」
 私が感じていることを僅か2ヶ月少しの旅でずばり言い当てるその感性に相通じるものを感じるインターナショナルマインドと図星のそのことばに驚きました。
 
 資金も底を尽き、なるようになるさ と少々投げやりに、なるようにしかならぬと諦め気味の自分に、日本のことなんか知りもしないフランスの田園山懐に暮らす田舎青年がやる気を奮い立たせてくれました。
 どうしてこんなに(日本人と)感性が違うのかと思うと、島国で単独民族の日本で暮す、独りよがりの生き方が世界に通じようもないのが残念に思えてなりません。

話は飛びますが・・・・・中国漁船が領海侵犯と海保船体に体当たりしたことで日本に捕まり拘束されたという事件で、中国は自国の国民をなりふり構わず取り返そうとした ということを感じないものでしょうか。やり方や外交の下手加減はあるにせよ、必死に抵抗策を考えて、自国民の奪取を成功させたのは「国」とう大きな責任を果たすということに真剣ではなかったのではないでしょうか。
それに比べ、北朝鮮にさらわれている日本人の奪回はどうなっているのでしょうか。
スパイ映画のようにはいかなくとも、パスポートに記されているように「わが国の国民に対し安全を保障してください」という国の国民を守るという、国の国たる責任をいまもって担保できない私の国「日本」です。

何かを失くしたままここまでやってきた日本という国。これを取り戻すのは大変なことです。
僅か2ヶ月足らずの旅の途中の外国青年がずばり言い当てた言葉。
日本人の私がフランス人青年と同じことを言っても変人偏屈おかしな奴で片付けられてしまうことでしょう。
ニュージーランドでも日本には無くなった、古きよき日本人の心が残されていました。国を出て初めて感じる失くしてしまった大切なもの。外国人の目から見た日本をなんとか日本中に伝えられないものかと願います。

多くを語らなくとも、自然の教えそのものがそのことに気付かせてくれはしまいかと思い、野外教育という分野に身を置くわけです。
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      北海道東大雪山日高山脈日高国際スキー場

今年の冬は、このフランスの青年と(彼はフランス国立グルノーブル大学とフランス国立スキー登山学校ENSAの出で見るからにフランス人という顔立ちの好青年です)一緒に、日本の子供達にスキーの喜びを通して「感性」を磨いてもらう機会を作れればいいなと考えています。
世界のスキー権威、オーストリアスキーと冠を分かち合う、自由で型にはまらない伸びやかなフランススキースタイルとヨーロッパアルプスをゆっくり歩く人生にも似たフランス流自然の楽しみ方をモデルにした「日本フランススキー登山自然学校」の開校とそこから育つ世界に通じる子供達が青年になり、世界に羽ばたく日が楽しみです。
# by sportssmart | 2010-10-13 23:58 | 本当に大切なこと

夏休みが終わって

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暑かった夏休みが終わって新学期?が始まりました。
2学期制ということで、まだ学期の切り替わりが終わってない学校もありますが一応は新しい学期の始まりです。
 新学期の「生活のリズムの切り替えについてのシンポジューム」なんていうのが行われ結構な参加者がいたりしています。なんでも、学問にしてしまいたがる世の中で、子育てや私の得意とするアウトドア・アドベンチャー(野外活動・冒険)でさえスクールがあって習おうというのです。
何でもスクールに入って習って、何のアドベンチャー(冒険)もチャレンジ(挑戦)もない、なんか淋しい情けない思いを感じます。
 少しぐらい休みボケしていたって直ぐに毎日に馴染んでしまうし、何かがあるからっていちいち構える必要はないような気がしますが………もっとたくましく、もっと自然に、事の成り行きやものの流れに沿って上手く対応したり適応したりできないものでしょうか……
親達も学校の先生達も、これをシンポジュームなどといって格式付ける学者達・・なんかおかしいような気がするが……新学期が始まり新しい気持ちで挑んだ1学期、そろそろ学校や新しいクラスに慣れてきた頃に、夏休みが待ち遠しくなったころに夏休み。ヤッタァー夏休みだぁーと大喜び。折角の夏休みもこれだけ暑くては家の中でうだっている日が続いたことでしょう。夏休みも中盤になるとそろそろ留守番の夏休みにも飽きてくる頃。やっと共稼ぎの親達のお盆休みに入り家族旅行。この家族旅行があるところはましな方で、みんながみんな家族旅行があるわけではないのが普通のこと。
ちょっと長すぎる夏休みにボケ始め宿題もそっち除けに……。
さあー新学期。学校が始まればそれはそれなりに・・・。
ではないのが最近の子供達、それに過剰になる親達先生達。

しかし、こどもの本質は昔と少しも変わってはいません。少し放っておけばいいのに…・・かまい過ぎよ。他と違えば問題児扱い、こどもが転べば直ぐに抱き起こし、子供が困れば直ぐに手を貸し、子供が大して望まないのに学習塾にぶっ込んで…・・運動センスのない子には無理してでもスポーツクラブに。隣の子供がスイミングスクールに通いだしたら同じ水泳教室に…・・つくづく子育て感覚(環境)はどうなっているのかと疑ってしまいます。こどもは放っておいたって育つって!
 その放っておくさじ加減というものをそれぞれの家庭の置かれている環境でそれぞれに違っていていいのですが、この違っていることが嫌なのですねェー、右を向いても左を見てもみな同じでないと心配なのでしょうね。
 この辺が日本という国の変わらないところではないでしょうか。違っていていいとき、いいところ、同じであることのほうがいいとき、この辺りを自分で判断できない大人子供がいっぱいです。

 夏休みくらい、もっと家から(親から)離れて冒険していいんではないか と思います。この冒険へのチャレンジの中から学校では学び得ない多くの自学自習があるのです。自分で自分の体で覚えること、自分の目で確かめ自分の肌に感じ、自分の感性で何かをつかんで大きくなるのが夏休みってもんですが、いまの夏休みはすべて作られた人口イベントの中に吸い込まれていく「消費の夏休み」になっているような気がします。
 こどもにお金をかけるのであればその投資に見合うだけの価値あることにお金をかければ、もっと子ども自身が成長するだろうに…・・心も体も大きく育つ夏休み、そして、夏休みが終わったこの時期を含めて自分を修正する力を身に付けるチャンスなのです。

 私はお願いしたい。こどもを大人の格好付けでいじくりまわすなって。スクリーンにあれこれ映し出される活字を囲んであれこれのたまうシンポジュームが親達の子育てにどれだけ役立つものか。それより毎日一緒に挌闘して笑って泣いて喜んで日々暮らすことのほうがよっぽどいい子育てになると思うけど・・…。

この地区も、秋の運動会シーズンが始まっています。
過度な統制整列訓練、行進練習に終始せずに若さと活気の運動会を楽しめるように願います。
先生の指導力披露がメインではなく主役は子供をお忘れなく。
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ちっやなこどもの大冒険。
子供も逞しいけど、特色ある無認可保育園に預ける親達も子育てにある意味覚悟をもっている逞しい親達と感心します。
                 (札幌市モワイ沼にて)
# by sportssmart | 2010-09-08 00:26 | 教育/学校