Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

子供の本質

 1週間の出前授業が終わりました。
 教材は「ラグビー」ですから、結果的には「爽快!」に尽きます。
子供達は、普段どれほど「おさえられ」ているか、どれほど「自分のすべてを出し切る場と機会」がないか、知らず知らずのうちに「思いの多くをカモフラージュ」しているか を実感させられた1週間でした。
 子供にわかりやすくいろいろな場面で自分のやりすぎや間違いに気付き、少しくらいのことは許し、我慢し、ありったけの力をぶつけ合い、仲間と助け合ってひとつのボールを守り、つなぎ、やっとの末に獲得する1点の重みとその価値を感じて、「どうあることが仲間と素晴らしい、いい気持ちの関係になれるか」を言葉でなく体と喜びとその場の空気から感じ、わかってもらおうという時間です。
 子供らしく屈託なく真っ直ぐな子供、文句だらだらの子供、素直さに欠けるこども、マイナス行動に引き寄せられるこども、自分のことを自分で決められない子供………むちゃくちゃな子供、許しのない子供、全力を出せない子供 すぐにカッとなる子。。。。。
 今は昔みたいに、弱虫泣き虫元気な子 くらいな分類では済まされません。
 先生と生徒の距離も大昔みたいに、すもうをとってじゃれあって、転げ回って、ではないようです。
 この1週間の「ラグビーを通して人として大切なことを伝える教育プログラム」は 多くのことを感じさせ、文字にはない、決まりにはない、人として大切な心のルールと思う存分のエネルギーの発散、そしてちょっと難しい課題と困難を乗り越え、仲間と力をあわせ工夫して前進すること、獲得することの喜びを感じてくれたようです。a0111271_5485067.jpg
 自分の先生に思いっきりぶつかり引き倒し奪い、重なり、はじきとばされ………先生もまた、子供達とのきょりをグッとちじめることができたようです。
 このあと、子供達に吹き込まれた息吹と、くったくのない明るさ、我慢や許し、さらに真っ直ぐに自分を出す、気持ちよく爽やかに伝えることの感性センスを育ててもらえればと切に願います。
 子供達がもっとそのままの自分でいられること、もっとよさを引き出してくれるところがあることが必要な気がしました。
 ダメ! で抑えるのではなく、そのあふれる力「ダメ!」をプラスの力に向けてやることが真に人を伸ばすことの仕事だと思います。ダメ!はエネルギーのサイン、サインを見逃し力の芽を摘み取らないことが真に学力を伸ばすことにつながることでしょう。
 とてもやりがいのある楽しい1週間でした。
 少し疲れたのは歳のせいかな?
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# by sportssmart | 2010-06-12 05:49 | 出前授業 | Comments(0)
今週の仕事は南外房総半島の入り口にある小さな町の小学校での1週間通しての出前授業です。
子供達は、いつもと違う先生がきて、いつもとちがう、今日だけ特別な授業を受けることになります。この特別授業の中から、ひとつでもふたつでも(人として生きる)大切なことを感じj気付いてくれればこの授業は大成功です。
そして、先生方が子供の輝かせ方、気付かせ方、こっちを向かせる魅力ある時間作りの大切さに気付いてくれたらもっと大成功です。

写真は荒ぶる試合が終わった後のノーサイドの瞬間(お互いの健闘を称えて握手の交歓をしているところ)a0111271_14155830.jpg

2日間で5クラスの1回目が終わりました。
子供達のくらいつき、のびやかさ、奔放な輝き、学び、先生方のうなづき、気付き、肌に突き刺さるように感じます。同時に、ひどい子供達?もいるもんだという現実も突きつけられます。

ラグビーという破天荒に(一見すれば)乱暴が許されるスポーツを通して、フォイッスル(笛)ひとつでこんなに多くのことを感じ、気付かせることができます。
実際には日本でイメージされるているような「ラグビー」ではなくNZで小さな子供向けに行われている「スモールブラックラグビー」というものなのですが、日本にはかの山口先生の「荒れる伏見工業高校の不良更生物語・スクールウォーズ」が先行してしまって、まったく「違うラグビー観」が宿ってしまってラグビーといえばすぐに特別視されて敬遠されてしまいがちです。

手前勝手に肌に突き刺さるほど感じていても、他から見ればどうなのか気にかかることですが………
授業後の校長先生との雑談の中で「普段には見られない子供達の輝きと集中度で、子供達にはいい時間であるし、何より先生方がこの違いを感じてくれることでしょう」という言葉を聞けて役に立てる仕事をさせていただけてよかったとホッとしました。
あと4日のわずかな時間だけれど私に与えられた「価値ある仕事」の時間、この期間は精力のすべてを傾けます。
フルタイムの「先生」稼業を離れて6年目になりますが、小学校の先生の仕事を全力でこなしていたら体がいくつあってももたないくらいくたくたになってしまうことを実感します。
毎日毎日真剣に子供達に向合っている先生達に敬意を表します。
Thank you for your work and your position in the Japan.
We and the perients have to make more respct to the school teacher, I thnk so.

PS;海を挟んで、NZとラグビーに関わることと、スキーにかかわること(日本と季節が逆になるので都合がいいのです)で交流や少しばかりのビジネスをさせてもらっているのですが、スキーにかかわることでは「ギャラと待遇」が先です。しかし、ラグビーにかかわる人たちとの付合い方は「お金」でなくそのことの、やろうとすることの『価値』に動くのです。
ニュージーランドを象徴する国技・ラグビーへの意識の違いを感じます。
それは、なにより、子供にラグビーを教える「スモールブラック」という一番下のコーチライセンスカテゴリーなのですが、この指導者がこの国では一番の敬意をもたれます。
どういうことかというと、言葉では教えきれない理解力などない、動物に近い感覚・本能で動く小さなちいさな子供達にラグビーの持っている心を教え、楽しませ、先に先につなげている一番基礎になる部分の一番大変な仕事をしているコーチだからです。この入り口が間違っていたり、人生のモデルにならないコーチと出会ったりしたら、その子供は人生の最初の入り口で不幸な出会いをしたとになるからです。ナショナルレベルのコーチ以上にRespect(敬意)をもたれている小さな子供達のラグビーコーチという共通の仕事をしているNori-sanだということで出会ったその時から敬意をもって受け入れてくれました。
日本においても、幼稚園、保育園、小学校低学年から中・高学年、このあたりの先生達への敬意がもっとあっていいはずだし、敬意をもたれるような生き方、仕事振りであってもらいたいものす……。
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# by sportssmart | 2010-06-08 14:57 | 出前授業 | Comments(1)
6月4日
 なんとか資金を稼がねばとあれこれもがいてみたけれど、神様がどうしてもこの私にさせたいことがあるらしくて、なかなか確かな仕事に就かせてくれません。
 この試練は、矢張り、あれやこれやの迷いや誘いに負けず自分がすべきこと、なすべきことに邁進しなさい!という戒めのような気がします。どうしてもこの道に導かれるようになっているのでしょうか……なんだかんだともがいているうちにもう6月も第2週目に入ります。

 実はこのブログというやつは、多くの人に見られることを目的にしているということで、「これを生かしたらいいですよ」と教えてくれた人がいたのですが ……… その通り、多くの人に知ってもらうこと使ってもらうこと、そして感じてもらうことを願っているのに………なんとなく気恥ずかしい気持ちも働きます。

 たまたまの巡り合わせで、昔とった杵柄で、得意のスキーと特異なデュプロマ(ライセンス)が生かされてスキーの仕事にタッチはしましたが本当は「ラグビーボールでの遊びや野外教育活動を通して、人として大切なことを伝える教育プログラム」の「出前授業」を精力的に進めたいのが願いなのです。
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    (千葉県南外房総の小学校での特別出前授業風景)

 これをスタートさせた6年前は強い思いで動き回ったのですが、出前授業が頻繁にあるわけでなく、時間をもて余します。お金は出ていくわ、お金の入りどころはないわで、とうとう他の仕事を探し始めました。
 日本の国では価値のある活動に(余程うまくやらないと)対価は支払われません。「ありがとう、素晴らしいワ」で終わりです。その感謝や喜びだけを頼りに無報酬の仕事をよしとするのが日本のボランティア精神です。海外に出てみるとお金や点数で親切をするということはありませんが、やったことの価値に対する対価は相応にきちんと支払われます。だからこそ善意が報われ価値観が構築されるのでしょう。それに比べ、日本のよいことに対する評価、価値観ときたら………図々しいことに、ありがとうだけで当たり前に終わってしまいます。貧しい人が善意の心があっても自分のことで精一杯で善意の行為にまではなかなか及べません。善意への評価・対価がきちんと支払われるならみんなが善意の人になるでしょう。正しいこと正しい価値への対価を当たり前に捕らえる文化(価値観)になってもらいたいところです。

 私の願うところを記して今日は終わりにしましょう。

多くを語らず、喜び楽しみの中から
人として一番大切なことを伝えること

その出前授業での子供達の輝きを通して
教育者として、教師としてのあるべき姿に気付かせること

もっと単純で、もっと大切、もっとシンプルでもっとピュアー

あなたの街の、貴方の学校の
子供達が輝き、先生達が気付きます
学ぶことの喜びに、真に教え、伝えるべき大切なこと
これが、日本中に伝えたい「スポーツスマートプログラム」出前授業です。

放課後の学童保育所、子ども会、スポーツクラブのレベルアップに、これを見た学校の先生達に、管理職の方々に、教育委員会の方々に、幼稚園の先生方に、
一度、この、どこにもない空気(雰囲気)を届けるだけの出前授業を是非呼んでみてください。
何かに気付き、何かが変わります。

スポーツスマート教育プログラムは今までに千葉県南房総エリア9つの市町村教育委員会と18の小・中学校、幼稚園、高校、大学と北海道道北道東地区の5つの教育委員会で採用され、実施しました。
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# by sportssmart | 2010-06-04 02:53 | 出前授業 | Comments(0)