Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

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7月24日 勇気の風スポーツ教室を開きました。
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被災地に入って40日が経ちます。
メディアから伝わる情報では、時間と共に感心が薄れ、少なくなったとはいえ、被災地に向けた大騒ぎの様子が伝わってきます。
しかし、現地の人達には届かない、遠いところの馬鹿騒ぎのような気がします。
まだまだあちこちの学校の体育館での避難所暮らしが続いています。
仮設住宅への移動もはかどってはいません。
その隙間で子供たちが屈託無く遊んでいます。
陸前高田 気仙沼 南三陸 三陸道路に繋がる三陸海岸線を車で走ると凄まじい光景が延々と続きます。
4ヶ月経って片付いたとはいえないほど放置された現場が残されています。

当初は肩を寄せ合って耐えた避難所暮らしも、人の心は自然と不平不満・疑いの塊になりがちです。
世間で高々と叫んでいる「絆」や「ひとつになろうニッポン」などは現場に居合わせない人達の戯言です。
実際の現場はどこの誰とも知らない人達の集まりで、そんなに簡単に心が開かれるものではありません。
おはよう の挨拶の最初の一声を出すのさえ勇気のいることです。
体育館の片隅から流れる「なでしこジャパン」の活躍にもマスコミが騒ぐほどの感心はなく、気は虚ろです。

TVは東北の人たちのために・・・がんばった・・・と相変わらず無理矢理に美談に結び付けようとしています。
もっと現地の生の声を、生の姿を映し出し伝えて欲しいものです。

最近になってやっと一部のグランドが使えるようになってきました。
それまでは避難所になっていたり仮設住宅や自衛隊の基地になっていました。
本来の体を動かしスポーツに興じるところであった体育館はまだまだ避難所になっています。

小さな子供から中高生に至まで、体に漲ってくる活動エネルギーを発散する場所も空間もありません。

いろいろなイベントがコマーシャルへの利害目的で山のように押し寄せています。
現地は平常なら考えられないほど恵まれた招待や贈り物であふれています。
しかし、本当に必要なものはほとんど届いていません。

被災者が必要とする支援ではなく、安全で安楽なところから自分達のしたい支援を押し付けているだけのことに世間は気付いていません。
国民を守るべき国会でさえその有様です。

私のしていることもそれと同じように無理矢理押し付ける支援の片棒を担いでいるようなものかも知れません。
被災者のことを真に考えてのことなのか・・・自分達のしたいことをこの機会に無理矢理持ち込んでいるのか悩むところです。

多くの団体が同様に「心のケア」などと高飛車な支援を押し付けています。
真に心のケアを気遣うならそっと寄り添っていてあげるだけで十分です。学会で発表し、都会のホールで発表会を開くことが専門家のする心のケアなのでしょうか・・・・

支援を受ける方も贅沢になってきて横柄になってきているのがわかります。

相手が求める支援、自分に多少の不都合が発生してもするべきこと というものがあるとしたら誰がそれをするのでしょう・・・。

大きな支援団体には寄付や基金、政府助成金が割り当てられます。
必要とすることが先ではなく、無理矢理でも獲得してきた助成金の使い道をどうするか から支援方法(金の使い道)を考えるといった現実があります。

NGO NPOの実態を知れば、かつて鈴木宗男元国会議員がテレビで外務省の海外支援予算の使われ方に牙を剥いていたことはまんざら嘘ではなさそうです。
それをいうと鈴木宗男氏は正義感に燃える男で無罪なのかも知れません・・・・

そんなことより、現場に立って、直に触れることが大事と信じ毎日を動いています。
24日は元ラグビー日本代表選手の大八木淳史氏が来てくれての「勇気の風」スポーツ教室を実現させました。
120名ほどの子供たちと40名ほどの大人が楽しんでくれたようです。

大手の広告代理店が仲介するイベント屋のイベントとは違う手作りのイベントでした。
善意の衣を着たビジネスがあちこちで横行しています。

着任して決定から実施まで僅か3週間での実施でした。
参加賞などの用意に納期に無理がありましたが私の後援者の方達が無理の挙句に原価を切って応援してくれました。(ツブラさん/ギャレックスチバ澤田さん)
大八木くんにしても電話ひとつで喜んで飛んできてくれました。

そんな人の心をもつ人達に支えられ素晴らしい安らぎのひとときがもてました(会場の様子からもてたような気がしますが・・・)
メディアに頼るわけでもなく耳目を集めるわけでもない、手作りのイベントでしたが現地の方々が持つ得体の知れぬ心の塊がはじけ出た1日になってくれたならと願っています。

現地のことは何も伝わっていない、遠くで勝手に騒いでいることも実は何も届いていない というのが現実です。
私達がその隙間を埋めている間に、誰かこのことを大きな声で伝えてください。

言うは易しするは難し で遠くで騒ぐことは簡単です。しかも、勝手に都合のいいように作り上げてしまって・・・

現実は目に生々しい姿と、人間の弱さと生々しさがここにあります。
奇麗事では済まされません。気丈な笑顔の奥にある弱弱しい人間の生の声をすくってやってください。
1日も早い真の救援をお願いします。
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by sportssmart | 2011-07-27 01:56 | 本当に大切なこと | Comments(0)
Whistle of courage/kids stress free


体育館の中では夕食の後の片づけをしている最中でした。
日々の息苦しさが伝わってきます。
中旬には仮設住宅にみんな移れるとのことです。仮設では援助の手はなく全て自立せねばなりません。
全ての備えを失ったいま、なす術もないまま、自由とともに自立自活を迫られます。窮屈がいいか保護がいいか・・・・自立と言う課題にどう向うか・・・失意の中で呆然が続いています。
その中で、子供の健気さに心が奪われます。
自分の出来ること(スポーツの力)で子供の未来に応援する毎日です。

政府援助の資金が湯水のように流れていることを誰も触れません。マスコミさえも・・・・・
学校も自治体も支援に甘え、被害者なのだから助けてくれて当り前という何かおかしなことも感じます・・
助ける側も、政府助成金のばら撒き先を探しているような・・・・
まるで人の機微を知らない幼稚な半大人がいかにも一人前の顔をして大金を動かしています。
必要とするとき、必要とされる支援・・・を届けるために身銭をきって動いている人がいる反面、阿保らしい現実に呆れます。
日本という国の本質に触れる機会が多ければ多いほど・・・仕方ない////と嘆いてしまう現実がここにあります。みなさんの声無き声を大きな声にして何とかして困っている人達、必要としている人達に力を届けてください・・・・・。もっともっと国中がこれに取り組まなければならないほどの放置された現実がここにあります。

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道が寸断して通れません。直ぐそこの高台にある中学校にもぐるっと遠回りして行かねばなりません。
不自由は続いています。







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津波の爪あとは今も生々しくそのままです。











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避難所(体育館)と仮設住宅に挟まれた僅かに残されたグランドで部活動の子供たちの声が響いていました。









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避難所(体育館)の傍の給水場所・・・
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by sportssmart | 2011-07-02 20:32 | 本当に大切なこと | Comments(0)