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Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

待つ 待つことの不安②

拙いこのブログの中に
一条の光を求めてか「待つこと」「待つことの不安」ということでの出会いが頻繁です。

こんな私ですが、何かの力になれればと願います

他者の力になれるほど何かできるわけでもないのに
随分の訪問者に心が痛みます

私は
大学在学中に学資が途絶え不安に駆られた時がありました
幸いに大手化成会社の奨学資金の援助を得ることが出来卒業することができました
その大きな会社も新しいプロジェクトが不採算部門と分かれば即座に撤退で私の所属部署もなくなり、その時もこの先どうなるのかと不安に駆られました。
運よく雪国の教員に採用され得意(スキー)を生かした仕事にありつけました
ここも、3年で辞めることになり 今度は大手のスポーツメーカーの支援をいただいて、自分でスキー学校を立ち上げ10年ほど選手つくりに奔走しました
そろそろ転機がきて、長く住み慣れた土地を離れることになりました。
今度は温暖な南国の教員に就くことができました。
10年も一般社会で泳がせてもらった後で、教員の世界がどうも息苦しくて、それでも20年ほど勤めあげてからここも辞めてしまうことになります。

いつも傍らにいた家内は私が仕事を失い、新しいことにチャレンジして、また辞めてしまいの繰り返しにずいぶんの不安があったことと思います。

私には不安と一緒に、いつも希望がありました。
いつも、どんな希望だったのか、語り尽せないほどの 「熱い思い」 がありました。

幾度も職を失い、職を捨て、新しいことへのチャンスを切り開き、チャンスを待ち、
その間の生活苦や不安は想像を越えます。
それでも、どんな時も、涼しい顔して、背筋を伸ばしてこれたのはどうしてか、いまでもわかりません。
金は天下のまわりもの というけど、ホントそうですね。

神様はいたずら好きで、ぎりぎりまで私を試します。
なんとか乗り越えられたら、また、新しい難問を投げかけます。
こんな繰り返しで、いまでも私を見守ってくれている私の知らない神様と上手く付き合っている次第です。

時々思います。神は見放したか! と。
その時思います、それをしたのは私だ と。

迷った時悩んだとき、不安に駆られたとき、その道を選択したのは自分だ と。
度々繰り返した窮地からの脱出があったから、神様はいるものだ、神様はよく俺を見ているものだ と思うようになったのでしょう。

ホント、神様はひどいもんだ とつくづく思わせられる時が度々あるのですが
不可能に近いぎりぎりのどん底から這い上がらせてくれます。
神様が差しのべた手にたどり着けるのは、私が不安や待つことに耐え抜いて頑張っていることへのご褒美のような気がするのです。

待つこと は ハラハラしてその先がどうなるかわからなくて大きな不安に陥れられます。
その時、傍らにいる誰かが静かに一緒にそばにいてくれたらどんなに心強いことでしょうか
傍らに誰かがいなくても、目に見えない誰かか何かを信じることができるなら、どんなに救いになることでしょうか

私は神仏を信じたり頼ったりするタイプではありません。
でも、自分の中に神様がいるのです。
そう思うと、神様が見ているから悪いことは出来ない なんて邪な自分の心の戒めになることもあります。

待つことにどれほど苛まれ、苦悩している人がいるのか
この拙いブログへコミットした方の思いを想像することができます。

人間窮地に追い込まれた時は誰でもジタバタするものですし、
何かを、誰かを頼りたくなるものです。
こんな時に限って、おかしな宗教と出会ったり、おかしな信心に走ったりしてしまいがちですから気をつけて!

こんな時は、ジタバタしても何も始まりまらないものです
困ったときほど、鷹揚に構えなければ・・・・・
「武士は食わねど、高楊枝」 っていうでしょ

これには、大変な勇気と強い覚悟が要るものです。
あなただけの苦しみではなく、
日本中、世界中、どれほどの人が苦しみに追われ、次なることへの希望を待っていることか・・・・・・
何を待てばいいのかさえ分からずに明日を待っている人もいっぱいのはずです。

そう考えると、待つことへの不安や疑問、苦しみの挙句ここに辿り着いたあなたの待つことへの不安は軽くなるかも知れません。
自分もかなりの困難を抱えてはいるけれど、私の得意を生かせることで世界中の困難の中にある人の力になることができるのなら私は幸せです。

少林寺拳法の教えに
半ばは他人の幸せのため、半ばは自分の幸せのため
という教えがあります。

待つ苦しみは、あなたひとりのことではありません
必ず道は拓かれます
私は、そう思います。

だから、いま目の前にあることに一所懸命生きることです
ともかく、きょう一日を生きることです。
生きていればこそ、よき出会いに恵まれるのですから・・・・・
死んでしまったら、その先にあるかも知れない素晴らしいことにさえ出会えないのですからね・・・・

生きてこそ、なんぼ のものですよ!

もし、あなたの傍らに誰かいるのだとすれば
その誰かにジタバタ騒がれると、あなた自身もドツボにはまってしまうかも知れません。
そんな雑音にも負けないで 悠々揚々泰然としていることが肝心です・・・・

それをしたのは、あなたなのですから・・・・
by sportssmart | 2013-11-24 20:24 | 本当に大切なこと