Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

教育で世界を変える⑧  外からみる学校 中からみる学校

a0111271_2341797.jpg被災地で
子供達と遊ぶ

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気仙沼市立階上小学校学童クラブの子供達と








(上の写真と下の文章とは同じ学校ではありません)



一般社会での、どこにでもある一生活者の私
何の保証もなく、あるのは住宅ローンと雨風しのげる屋根の下で家族と暮らせる安らぎ

そんな何の取り柄もない私は学校という教育場面にかかわり
学校の外から感じる学校と学校の中にいて感じる学校の(中にいては気づかない)「大きな差」を痛いほどに感じています。
指導教官という立場をいただいて、気付いたことをアドバイスする役割の仕事に関わっているのですがつい先日こんなことがありました・・・・・・

いくつかの学校で特別授業もしている私にとっては
普通学校に通う子供達もここ(特別支援学校)に通う子供達も遊んでいる姿は何も変わりはないように見えます。
この子供達に、もっといろいろな刺激や環境があったら普通学校で学ぶことができるのではないだろうか・・・・・そんな思いで芝生のグランドで遊ぶ子供達を見ていました
中には明らかに支援の必要な子供もいますが、多くは普通に見える子供達です
どこも違わない・・・・・・
運動の苦手な子 足の遅い子 積極的でない子 少し理解が遅い子、飛んでる子、そんなのはどこにいたってあることです
どこが違うというのでしょう

秋を迎えるこの頃になると、週に一度の出会いの私には、一週一週の成長が手に取るように明らかです

(私)
それぞれに違いがあって当たり前、それが普通のことと思うのですが・・・
ここの子供達には学校にいる間よりこの先にある長い人生を生きていく力をつけてやらねばなりません そのためには時には厳しい場面も必要でしょう
先生方は、みんな恐る恐る子供達に接しているように感じます
世間や親達からの苦情や評判にビクビクして、必要以上に遠慮しているように見えます
子供のこの先の将来を支援するということでも、今日楽しければいいみたいな機嫌取りばかりではいけないような気がするのですが・・・・・・

そんなことを長年ここで子供達と接している中年の女性教師と会話していたら
その先生がこう言いました

(女性教師)
私もそんなことを感じたときもあったのですが・・・・・
そのことを忘れていました
ここに来る子供達を最初から「特別な子」としてしか見ていないのです
特別な子だからついつい特別に扱ってしまうのです
若い先生方もどう子供達と接したらいいのかわからないのです


オットト・・・・・
(私)
先生、世間は学校というところは子供を扱うプロの先生方の集まりと思っています
先生がどうしたらいいかわからないでやっているとは思ってもいないわけです
しかし、現実の実態はそのとおりです
一所懸命やっていることはわかりますが世間や親達にしてみれば、わからないでビクビクして子供に接している先生方に子供を預けていることを知ったらどうでしょう

(女性教師)
学校というところの空気が新しいものを生まないのです
私もそんなことを感じたことがあったんです
そのことをすっかり忘れていました
普通の子と変わらない・・・・
違いがあって当たり前・・・・・そういう見方をしたことがありませんでした

(私)
若い先生方より子供を育てているお母さん方のほうがよっぽど子育ての先輩ですよね
その人たちからみたら、何やってんだ と言われるかも知れませんね

(女性教師)
ついつい学校の先生という「仕事」でしか「仕事」をしていなかった自分に気づきました
学校というところはそう簡単にものを言えて変われる空気はありません
若い先生がこの空気に染まって、そのまま教員生活を送るのです
先生がいる間に、ぜひ学校の空気を変えてください
若い先生方を育ててください お願いします


ここには、選ばなければ、普通学校に入れる力のある子供も通っています
これには敬服します
強い進路指導と区別化があったにせよ、
市内の通学時間に同じ年代とすれ違う中を まだまだ偏見の残る「特別支援学校」に通うのですから
その、今までの自分を知り、今までの自分と決別して
切り替えをして覚悟してここに学ぶことを選択した勇気と覚悟には心から感服しますし敬意すら感じます

社会はまだまだ普通と普通でないを区別し差別します
その中の狭間で生きていくには相応な強さと辛抱が要ることでしょう

学校というところが普通学校であれ特別に支援が必要な子供達のための学校であれ
子供達の「その先」に向けての教育の場でないなんておかしな話です
塾や教習所ではあるまいし、「学校」なのですから・・・・

世間が思う学校 学校の中に居て知る学校
大きなズレがあるようでなりません・・・・・・

生活実態のない官僚や公務員、利益を優先する経営者がつくる学校 と 人を育てる教育のための学校
そこにある実態には大きな差があるように思えてなりません

話の中のその女の先生は、若き日の自分に気づき
私もそんな風に考えていたときもあったのです そのことをすっかり忘れていました
と、何か目には見えない新しい力を取り戻したようでした

「先生が居る間に 学校に新しい風を吹き込んで、若い先生方を育ててください」

私にとっても力をもらえた、
私のしていることが役に立てることを感じさせてくれた言葉でした

教育で世界を変える
教育の力で すべての国ですべての垣根を越えて、違いは違いとして認め、他者を思う心を・・・・
先ずは、それに携わる先生(教師)方が変わらねば・・・・・

先ずは、この日本のこの地域、この町から・・・・

この国の土台を変えるには明治維新のような国をかき回すような大きな変革がなければ変わりようがないのかも知れません
教育現場がこれほどに頑固な鎧に包まれているのですから・・・・・

今日は、昨日のことを思い返し、
神が与えてくれた道筋に、
食っていくにはあまりにも乏しい不安を感じながらも
これでいいかっ?! と あきらめ顔の満足を感じながらの
まったりとした静かな1日でした
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by sportssmart | 2013-09-28 23:39 | 教育/学校 | Comments(0)