Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

最近のこと 見えないところに真実が・・・・・・・

14日から休暇をとって九十九里海岸の長閑な田舎に居ます。
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(大雪山国立公園東大雪狩勝高原サホロ岳頂上から眼下を見渡す)
来週からはまた心を洗う山の中に戻ります。

14日は、北海道千歳空港では「羽田空港の大雪」でダイヤが大混乱、
搭乗券受付カウンター前のフロアーは
空席待ち番号をもらうための長蛇の列で大混乱大騒動になっていました。

手持ちの予約航空券に何の疑いもなく悠長にいたところ欠航の知らせ、
慌ててカウンターにいったところ、この列の最後尾に並んでくれとのこと
5時間半かけてやっとカウンターに辿り着いたところで
明日の空席はない、明後日の午後便になるとのこと
一晩を空港ロビーで明かすことに

ところが、空港ロビーは営業終了後に閉鎖するとのこと
この寒空に締め出されるのかと諦め顔で座り込んでいると
なんとか会議室に誘導されて一夜を明かすことができました
やれやれ・・・・

多くの人は(お金のある人は)どうにか散っていきましたが
わずかな人たちが途方にくれて空港に残っていました

大雪というどうにもならない自然災害だというのに
「時間になったら出て行け」と言わんばかりのアナウンスがしきりと流れていました
・・・・この寒空の下、なんてこった!

ついこの間の「東日本大震災の教訓」はなんだったのか????
この航空会社はあの大震災から何も学んでいなかったのか と
震災発生後から1年以上を被災地の方々と共に暮らし支援に関った私としては
世の中の無頓着をつくづく感じさせられました。

日本中が絆とか助け合いだとかを標榜し連呼したあの震災は
こんな時にこそ役立たなければならないだろうに・・・・・
大会社のすること言うことは見せかけの形ばかりで・・・・・・
もしかしたら、これが日本の本質かも・・・・

この2週間の出来事では日揮の国際コンビナートのテロ事件、
日本人を含む人質殺害、大阪の桜宮高校体罰での自殺に絡む体育科入試中止のこと

ここにも今の日本の抱える問題の本質が隠されているように思えてなりません。
市場獲得を優先する経済至上主義と国力、国民の安全を保証する力、法整備の不足がもろだしの日本です。
北朝鮮拉致事件の未解決や情報収集力も含めて、
国民の安全安心を確保できない国、根本的なところで弱い弱い「日本」という国 ということです。

高校入試の橋下大阪市長の一件では
そもそも高校に体育科、スポーツ健康科を設置した本当の狙いはなんだったのかを問い直す必要があるはず・・・・・
日本中にある幾つかの高校体育科の多くがそうであるように
各県教委の威信にかけてインターハイ優勝校を誇るための拠点つくりの一角であったり、
高校段階でスポーツ体育の専門科目を専門に学ぶ必要がどれほどあるのか
体育科スポーツ科を出たところでどれほどの進路があるのか
体育科を出た者の中の多くは普通の仕事に就き、
数人が体育大学へ入り直してゼロから学び直しをしているのが現実です

荒れた学校、定員割れの学校の建て直しのためにスポーツ特待生を集めるための手段であったことを顧みて、その必要性を問い直してみることから始めなければ・・・・・

体育科を志す生徒達にしても、親達にしても
少しはスポーツが得意だからといって受験を楽に乗り切ろうという魂胆は無かっただろうか・・・・
受験という困難面倒から逃げてはいなかっただろうか・・・・
体育科を真に願っていただろうか・・・・・
体育科を出たところで社会はどれだけ高校体育科の卒業生の力を求めているだろうか・・・・
目先の「合格」欲しさに体育科に逃げてはいなかっただろうか・・・・・

県教委や既存学校の先生達が「学校の存続」のための手段として
生徒集めのひとつとして作った体育科かも知れない現実があることに
関係者は本当は気付いているはず・・・・・
スポーツに現を抜かした学校生活と
そのように、部活の成果を理由に勉強しないことを許してきた教育環境(先生達のこと)
部活の勝利のために規定に満たない生徒を「特技」として優先させてきた学校

確かにスポーツから学べることはいっぱいあります。
しかし・・・・・
「体育科」や競技種目の勝利至上主義、指導者の驕り、錯覚などなど
日本のスポーツのあり方とスポーツ界、
はたまた加熱する高校スポーツ界のあり方が問われていることに
大阪市ばかりでなく日本中の学校関係者、体育指導者、スポーツ関係者が気付くべきことと思うのですが・・・・・

学校という「檻の中」ではこの中で起こっている「良くないこと」にも目を瞑らねばならぬことがいっぱいです
そういったことでも、「知っていながら目を瞑っていた環境」ごと根こそぎ変える英断は必要不可欠なことで、
そういったことでは橋下市長の勇断には大いに賛同します。

この一件が大阪市だけの出来事でなく
日本中の学校と、日本中の学校の先生方の感覚を変えることができることを期待します。

学校というところの「悪の温室」の内情をよく知る者として
スポーツという 人生にも似た教えのいっぱいある素晴らしい世界を知る者としても
この一件には無関心ではいられない出来事です。

国際テロのこと
高校体育科のこと
いじめ自殺のこと
見かけのことの裏側にある核心は何なのか
を根本から投げかけている問題のように思えますが
ニュースや解決の糸口はその場しのぎで
あまりにも日本の、日本人の、学校の、学者、教育者の
馬鹿さ加減を見るような思いで 残念至極の今週です。

こう言う自分も
その昔は、教え子達にとっては部活に現を抜かす
思い上がりの強い暴力教師だったのかも知れません。
そんな世界が嫌で、なんとか変えたくて、退路を断って今の仕事に切り替えたのですが・・・・・
そうは簡単にいかずウロチョロしているところです・・・
世間は厳しいものですね・・・・・・・
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by sportssmart | 2013-01-23 16:34 | 本当に大切なこと | Comments(0)