Coaching the Core through the Sports Education


by sportssmart

海に笑顔が戻るまで・・・試練・空白の時間は決して無駄ではない・・・・

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海に子供達の笑顔が戻るまで・・・








6月11日
津波震災から3ヶ月
節目節目の多くの命がさらわれた月命日には
各地でこの震災を忘れまいと黙祷が行われました。

形を変えた震災被害ということにも目を向けなければなりません。
多くの支援、募金活動、ボランテア、受入れ の反面
日本中が震災に怯え、我先にと買いだめをし、買い控えをし、締め出しをし、
ニュースは悲劇と美談を追いました・・・・。

その裏では、客足が沈み店を閉めたところも出ています。
仕事を失い、日々のやりくり、生活に追われる暮らしが始まった人達もいます。

国の姿を思うとき、人の幸せを思うとき、
そのアンバランスは世界中の共通なのでしょうか・・・。

私は偶然に偶然を重ね今日までなんとかやってきました。
震災は3月10日に6ヶ月の契約期間が終わり、ご苦労さん会をした翌日の出来事でした。
(*注:私はプロ稼業なので仕事のひとつひとつが契約によって成立する形態です)
次への仕事の発生を生むべく幾つかのアポイントをとっていましたが
計画停電、交通マヒでその全てがキャンセルになりました。
春休みに予定していた本業のスキー教室も中止止む無きでした。
後は、幾つかの公的な仕事以外は動きようの無い状態で時間が過ぎていきました。

11日の震災。12日、13日・・・、、
時間の経過と共に
自分は何かの力になれないか・・・・
先の予定も無く時間はある・・・
何か役に立てないか、力になれないか・・・
と思うだけの時間が流れました。

直ぐに動いた人たちをみて、その実行力に敬意を持ちました。
何もできない自分に打ちひしがれました。

動く資金も無く、明日の資金も底を突いている状態です
ただ、屋根があり、家族があるというだけが力の源という状態です。

伝わってくる震災の様子を見聞きするたびに、
この、なんでもない毎日の幸せが身に沁みてきます。

お金があれば、できること、馳せ参じられることがあるだろうに
それもできません。

闇雲に物を届ける姿が放映されていました。
でたらめに募金活動が街頭を埋め尽くしていました・・・

困る時、この国では、お金があれば助かる仕組みになっていることはわかります。

しかし、お金が、物が、それだけが助ける道か自問する時間が過ぎました。
政府・国会はご覧のとおり、ご存知の通りです。
お役所の仕事も、今、困る人の助けに間に合う代物ではありません・・・・

熱い思いに突き動かされて動く人達がGWには13万人などというニュースも伝わっていました。
日本中が動かされ、動きました。
3ヶ月過ぎたいまではブームが去ったかのように取り上げられるトーンが下がっています・・・・・・

そんな中で、思いがあっても動けない人達のいることにも心がいきました。
果たして、自分の出来ることは・・・すべきことは・・・
模索と思惑はつづきます。

自分ができること・・・・自分のできること・・・・・

何よりも、打ち上げ花火のように華々しく飾り、あっけなく消えてしまうものでは意味をなしません。
力になるなら、一旦手を差し出したら、
自分の都合で、途中で手を引くことなどできる種類のことではありません。

自分が恵まれているからといって、自分が幸せだからといって
人の窮状に入り込むことなどはできないことです。

その人その人の困り事、体験はみな別々です。
わかってやっているようで、実はなにもわかっていないのかも知れません。
親切や助けは、親切する側、助ける側だけの自己満足なのかもしれません。

そんなことにならないように、必要とすることを必要とされるときに差し出せる
真に役立てること・・・何ができるのか・・・
いつどのタイミングで何をしたらいいのか・・・何ができるのか・・・
考え続けました。

コーチ業を含めて、ずっと子供相手の元気への筋道つくりを仕事にしてきましたので
子供の痛みが気にかかっていました。

健気に笑顔を見せる子供の心の底に沈んでいる
恐怖や悲しみの体験、消失、失望感などなど・・・・
時間とともに我にかえり、記憶に残り、この先に進み・・・
考えると、予想の範囲ではあるにしろ 心が痛みます・・・。

天災だから仕方が無いこととはいえ、何かの力になれれば・・・
と願わずにはいられませんでした・・・・。

今日、震災から3ヶ月。

思い続けて3ヶ月、
暮らしていくために求めた仕事もいくつかありましたが
会ったことの無い神様からは、それらの全てに到達することを拒否され続けました。

私が望み続け、願い続けてきた
私なりに役に立てること、自分の持てる力が十分に発揮されて役に立てる仕事
神様はこの道へこの道へとつながるように筋道をつくっていてくれたのかも知れません。

二度の面接とプレゼンテーションを経て
震災地域でのスポーツを通した子供達の心のケアにあたる仕事の契約に到達しました。

それが、6月10日、昨日のことです。
今日は6月11日。
最後の契約の仕事が終わってからちょうど3ヶ月目です。

この大震災が私に教えてくれたこと、気付かせてくれたこと、見直させてくれたこと
自分のもっている経験という大きな財産、
自分が関ってきた多くの知り合いというかけがいのない財産
整理して、整理して、削っていくとシンプルな自分が見えてきました・・・。

そして、この日は更に、この先に関る出会いに導かれました・・・

多くの偶然につぐ偶然かもしれませんが、
次々に与えられる困難も、偶然の出会いも、すべてが導かれているように思えてなりません。

1,2回、数回のことで済むような手助けではありません。
数年、あるいはもっと長期に渡る仕事になるかもしれません。

人生をよりよく生きるということは後悔の無い一生を送るということのようです。
60を超えて与えられた、求め続けていた仕事にタッチすることができ、
感慨深い3ヶ月の空白に意味を感じます。

人生の中で、ときどき与えられるであろう、空白の時間
慌てるのは自分だし、慌てさせる、焦らせるのは周りです。
周りがどうであろうと慌てない落ち着きと信念の強さの大切さを感じさせられた
3ヶ月目でした。

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  海に笑顔が戻るまで・・・・・・・
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by sportssmart | 2011-06-11 23:54 | 本当に大切なこと | Comments(0)