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by sportssmart

世界の品質保証/ものごとの価値

これはNZの国家推奨品質保証マークです
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 このマークは単にグレードを保障しているのではなくその品質すべてに関るプロセスから安全、効果、そのものの価値までを保障しています。
 特に観光立国NZの旅行やホテル、観光地などに関る推奨マークとして、国内はもとより海外からも高い信頼を博しています。
 日本でいえば「おもてなし」の態度、心遣い、接したその人の品格、物腰、人柄すべてにまでその評価基準は入り込んでいます。
 その地に触れて、人の出会いで、嫌な思いをして「こんなところに二度とくるものか!」と折角の旅と折角の時間と費用が台無しになってしまうことはよくあることです。こんなことにならないように、お客様の大切な時間をより快適なConfortable(居心地よい)に過ごしてもらえることを保障するものです。要はそこにいる人の品格ホスピタリティー、おもてなしのすべてを保障していると考えていいでしょう。施設設備の優雅や何が美味いかなどを競うランク付けをしているのではないのです。
 ここに、観光に対する「価値観のちがい」があるように思います。
「価値への評価」… この価値への評価に対して「対価」をいただいているのだというものの「物指し・ものさし」がまったくちがうのです。
 NZを訪れると、行き交う人と目と目が合うとスッと目元から笑みを投げかけてくれます。私はもう何度も訪れているので、すっかり土地の人になったように笑顔のウィンクで返したりもするようになりました。こんなことが日本であったら「ヘン?」ですよね。
「気さくに受け入れる」何かがちがう文化があるのを肌で感じます。
 日本の観光地を訪れるとにわかづくりの笑顔で似つかない親切を売り物にして土産品売りに躍起になっている姿をあちこちで目にします。私の仕事のスキーインストラクターにしてもスキー技術の細かいことをあれこれ自慢げに押し付けて俺はコーチだ!とヘンな錯覚をしている今の時代に合わない資格優先のインチキラクターを数多く見かけます。
 ホスピタリティーと一口にいいますが、それってなんなんでしょう?
 日本はいま観光立国をめざしています。日本ブームが過ぎても末永く観光立国でいられるだけの財産は景色自然ばかりでなく、いつまでも飽きることのない人と人の心の中に生まれる何か?のように思います。それこそが本当の意味で観光資財ではないでしょうか。
お役人が作成する先を急ぐように経済効果を狙った観光政策が、お粗末な観光政策にならないように願っています。

 「ミッシュランブック」のように秘密裏に日本中のリゾートの「おもてなしの心とその実態」をチェックして本でもだしたらどうなることでしょう。
 どこかの会社の傘下に入ることで集客ができるというだけで△△旅行会社指定の看板だけが目当てのグレードマークを掲げることより、真に人生の潤いを提供できる「人の品質の保証」が必要な日本ではないでしょうか。
 日本の観光あるいはリゾートのスタッフの多くはどこを向いてなんに重大な価値をおいて仕事をしているか・…大切なのはお客様の素敵な1日です。社是や朝会でお題目は揚げているでしょうが、心が、人が、違うのです。 観光分野ばかりでなくとも向いている方は上司の評価であり、価値は、幾らもらえるか、の場合がほとんどでしょう。これは、小さいときからこういった教育システムと日本という卑しくも貧しく、営利優先の文化風潮の中に育ってきているからでしょう。価値に対する評価が的確なら、自ずと対価は支払われ、利益も生まれます。
 ものの大切はどこにあるか、そのことの価値は何にあるか、という価値観がしっかり育っていない国民性なのではないでしょうか。
 大切なことの本質をしっかり摑まえられる価値の見極めのできる社員を育てること、これに続く子供達を育てたいものです。
 これらの「ものの大切、ことの大事の押さえ」については日本古来の“武士の教え”にちゃんと含まれているのですがね……この国をこんなにしてしまったのは長い歴史のせいでしょうか、はたまた、昔からの島国体質なのでしょうか、馬鹿な政治家官僚達なのでしょうか……海の外に出稼ぎに出て、帰ってきたらひたすら田舎の山の中にこもっていると下界のことがよくよく見えてくるものです。
大丈夫かニッポン?
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      日本フランススキー登山自然学校(E.N.S.A)
(エコール・ド・ネィチュァー・エ・スキー・アルピニズメ・ジャパン)のマーク 

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by sportssmart | 2010-06-24 17:40 | 本当に大切なこと | Comments(0)